ドライブレコーダーミニ46-TE110の電源遮断時の動作
取扱説明書などを見る限りドライブレコーダーミニ46-TE110には、非常用電源などは搭載されていないようです。
ただ常時録画タイプのドライブレコーダーの場合、電源が突然切れる状態とエンジンを止めて電源がオフになる状態は、基本的に同じです。
ドライブレコーダーミニ46-TE110の場合でも単に電源を遮断した場合は、同様です。
ただ事故を想定した場合は、少し状況が違います。
ドライブレコーダーミニ46-TE110では、エマージェンシー録画(Gセンサー録画)機能が付いているので、エンジンルームが損傷するような大事故の場合、eventフォルダ内にデータが作成される仕様となっています。
その際に電源が消失するとどうなるか?気になります。
そこで下記のような方法で、検証してみました。
検証方法
停車時にEMRボタンを押し、直ぐにDIY輸入車への取付で紹介しているドグルスイッチを利用して、ドライブレコーダーミニ46-TE110)への電源供給を遮断しました。
検証条件
エンジンを始動させてから15分くらい走行後に検証。
検証日
2012年05月08日 PM3時18分頃
検証結果
電源を強制的に切った時点までの映像が保存されていましたが、保存先は常時録画の際に保存されるmovieフォルダ内でした。
またEMRボタンを押してからブザー音が鳴るまで少しタイムラグがあるのですが、ブザー音がなる前に電源を切っているので、そのような場合はエマージェンシー録画が行われない仕様であるかもしれません。
※EMRボタンが非常に押しにくいので、エマージェンシー録画が開始されていない可能性も否定できませんが、私としてはしっかり押したつもりです。
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※信号が青に変わった瞬間にEMRボタンを押して電源を切断しています。
この検証結果について
大きな損傷を伴う事故などで、衝撃を感知(Gセンサー)してから、バッテリーや配線等が損傷して、電源が遮断されたケースの検証結果ではありませんので、実際に想定したような事故が起きた時に必ずしも同じような結果となるかは分かりません!
また電源が遮断される状況は、事故や取り付け車種など色々な条件によっても違ってくるはずです。
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