ルキシンGDA180Rが来た!
今回はクレジットカードが使えないお店で購入したため、注文の翌日入金、その翌日発送で注文してから4日ほど手元に届くまでかかりました。
GDA180Rの第一印象
早速、GDA180R本体を手にとって見ました。
使い切りのインスタントカメラと大きさを比べてみました。
GDA180R本体と長さは同じくらいで、幅は1.5倍くらい。
厚みもTFT液晶部分を除けば同じくらいです。
製品の仕様から本体(ディスプレイ部含まず)サイズを紹介しますと
28.2mm(高さ)×75mm(横幅)×115mm(長さ)で、ディスプレイ部は、33mmの高さです。
箱を開封した印象
GPS/レーダーアンテナやメインユニット(バッテリー内臓)、リモコンなど一体型のドライブレコーダーよりも部品点数が結構多いなと思いました。
分離型のDREC2000と比較しても少し部品点数が多いです。
簡単に部品構成を紹介すると
- ディスプレイ本体
- メインユニット(バッテリー内臓)
- GPSアンテナユニット
- 外部スイッチ
- リモコン
- 接続ケーブル
GDA180Rは取り付けが簡単な印象を持っていたのですが、各コード(配線)の処理に少し手間がかかりそうです。
電源取得
標準でシガープラグコードとヒューズBOXから取得(ヒューズ差し替え)するためのミニ平型ヒューズ10A付きコード、低背ヒューズ10A付きコードが入っていました。
GDA180Rの初期設定
GDA180Rを車両に取り付ける前に行う初期設定はありません。
また取付後にも特別な初期設定はありません。
GDA180Rの取付
パパラッチやロードビューなどの一体型ドライブレコーダーよりは少し手間がかかります。
ただ電源の取得をシガーライターソケットから取り出す取り付け方法ならば、特別クルマに詳しくない方でもDIYで行うことが可能だと思います。
ポイントは各ユニットなどを結ぶ配線の処理(配線の取り回し)を如何に目立たなく行えるかです。
多少コード類が見えていても良いという方ならば、1時間もあれば取付可能だと思います。
取り付けの詳細は、GDA180Rを取付をご覧下さい。
GDA180Rの走行インプレッション
センサー感度
- 初期設定:8
通常走行時では衝撃を感知して記録を始めることは今のところないです。
GDA180Rでは、ショックレベルを16段階に調整できるので少し感度を上げて様子をみてみようと思います。
GDA180Rで記録した映像を見る
記録した映像を確認する方法は2つあります。
まずは本体で映像を確認する方法です。
これは本体の電源を入れて、リモコンのSETスイッチを長押しすることでメニューが表示されるので「録画データ確認」を選んで記録した映像を再生します。
もう一つの方法はパソコンで確認する方法です。
1.ビューワーソフトインストール
付属のCDロムからビューワーソフトをインストールします。
15秒くらいで完了しました。
※製品に入っているCDロムは、Windows Vistaには対応していない?ので、コムテックのHPへ行きVista対応のファイルをダウンロードしてアップデートします。
※私の場合、Ver1.00が入ったCDロムでした。
※Vistaでも問題なく映像の再生はできました。
※Vista対応以外にも再生速度を調整する機能や輝度調整機能が付加されています。
2.SDメモリーカードをパソコンへ
GDA180Rの付属しているSDメモリーカードをカードリーダーなどを使用してパソコンへ挿入します。
※ノートパソコンでもデスクトップパソコンでも最近のモデルであれば大抵はパソコン本体にSDメモリー用のカードスロットが付いているので別途カードリーダーを購入する必要は無いと思います。
SDカードをパソコンなどに挿入すると個々のパソコンの設定にもよりますが、リムバーブルディスク(H)(F)などにSDカードが認識されています。
3.ビューワーを起動
ビューワーを立ち上げます。
4.ファイルを開く
SDカードに保存されている「record」フォルダを開き、再生したいフォルダを指定すると自動的にファイルが読み込まれます。
5.再生
再生ボタンを押すと記録した映像が再生されます。
確認OS
- Microsoft Windows XP Home Edition
- Microsoft Windows Vista Home Basic
GDA180Rを利用してみての感想
取り付け直後で記録データが十分ではありませんが、率直に感じたことを書いてみます。
※今後内容が変わる可能性もありますので予めご了承ください!
良いと思った点
カメラがとらえている映像を見ながらGDA180R本体の取り付け位置を調整できるのは良いですね。
それと今まで購入してきたドライブレコーダーには無かった機能が幾つかあります。
まず一秒間に撮影する映像数を調整することが出来ます。
- 7フレーム/秒
- 14フレーム/秒
次に映像の画質を選択することも出来ます。
- 低画質
- 高画質
最後に記録する時間を調整することが出来ます。
- 記録時間(衝撃)前:5〜15秒
- 記録時間(衝撃)後:5〜10秒
ただし組み合わせにより、制限があるのが残念です。
この辺りは気になった点になりますが…。
低画質 | 高画質 | |
フレームレート7fps | 合計時間25秒以内 | 合計時間24秒以内 |
フレームレート14fps | 合計時間15秒以内 | 合計時間12秒以内 |
自家用(一般)向けドライブレコーダーでは、最長の25秒間記録できます。
※誰でも容易に入手できると思われるドライブレコーダーで最長。
気になる記録した映像の画質ですが、まずまずといったところではないでしょうか。
あとオプションのDROP-001車両情報ユニットを使用しないと走行速度を記録できないと思っていたのですが、ビューワーに速度表示されていました。
おそらくGPS機能を利用して速度を計算しているのでGPS衛星をとらえていれば速度も記録してくれるのだろうと思います。
またスピードメーターと比べてもほぼ同じ速度を表示しているので精度的にも悪くないと思います。
※液晶表示の速度表示との比較。
さらに緯度と経度も記録してくれるので、GPSを受信していることが前提になりますが、事故の位置をある程度に特定することも可能かもしれません。
それと音声アナウンスが付いている点が好感持てます!
記録しています!と音声アナウンスが流れるので、事故が起こった際に手動で記録すべきか?と迷うこともないでしょう。
さらに手動記録スイッチのランプ状態でも作動状況を確認できますし、液晶画面でも衝撃検出などと表示してくれるので、計3か所で作動状況を把握することができます。
最後に未検証ですが、メインユニットにバッテリーを搭載しているのでフル充電されていれば、オプションのDROP-001車両情報ユニットを使用しなくてもある程度のバックアップ機能を有しているのではと思いました。
2008年1月17日追記
バックアップ機能についてですが、取扱説明書に
映像を「記録中」又は「保存中」に電源(ACC)が切断されても最後まで映像を記録することが可能です。
※内蔵バッテリーの充電が不十分な場合や消耗している場合は、バックアップ機能が正常に作動しないことがあります。
との表記がありました。
■二重トリガーの対応
手動スイッチでの確認ですが、データの保存中は次の記録を行わないようです。
衝撃を感知した場合については、メーカーに確認してみないとです。
気になった点
記録メディアがSDカードなので汎用のSDカードも使用できるのかと思っていたのですが、取扱説明書によるとSDカードは必ず付属品をお使いくださいと書かれていました。
弊社指定以外のSDカードをご使用いただいた場合、正常に作動しないことがありますのでご注意くださいとのことです。
おそらく専用のSDカードでなくても使えそうな感じはしています。
バッファローの2GBで試してみたところ問題なく映像はきろくされていたので…。
ただ付属の128MBのSDカードでも十分な容量は確保されているので、問題はないと思います。
※7fpsの低画質(初期設定)で一件の映像を記録するのに約2MBなので、60件くらいは記録可能!?
※14fpsの高画質で一件の映像を記録するのに約4MBなので、30件くらいは記録可能!?
あとはGDA180Rを取り付ける車種にもよると思いますが、今回取り付けたオデッセイですとダッシュボードが広いため記録した映像の40%程度がダッシュボードとなってしまいます。
※GDA180Rの取り付け位置にもよります。
それでも事故の状況は十分に把握することはできると思いますが…。
あとはフレームレートと画質で撮影秒数が制限されてしまう点は改善して欲しいと思います。
その点に付随してフレームレートの切り替えが面倒です。
7fpsから14fpsに切り替えるためには、記録時間も調整しないと切り替えられないのです。
最後にビューワーで再生される映像が、実際の撮影時間と同期しないのが気になりました。
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