フロントウインドウへの取り付け方法
電源の取り方以外は、ドライブマン720でも参考になると思います。
※参考取り付け車両:スバル レガシィ
1.ドライブレコーダー取付位置の確認
ドライブマン720S本体の取り付け位置を仮決めし、以下項目を確認してみます。
- カメラが真正面を向いているか?(カメラ角度上下方向は後で調整可能)
- ルームミラーを動かす際にドライブマン720Sと緩衝しないか?
- 着座位置から作動状況が確認できるか?
- SDHCカードの抜き差しがスムーズに行えるか?
- ディスプレイが見えるか?
- 各ボタンの操作が出来るか?
- 電源ケーブルを差し込む余裕があるか?
- ドライブマン本体を取り外すことが可能か?
- ワイパーの可動範囲内であるか?
- カメラ前の視界が良好か?(フロントガラス上部の着色など)
- ETCやカーナビゲーションなどの電波を受信する機器が近くにないか?
- 法律的に取り付けて問題ない位置か?
ポイント!
取り付け車種や取り付け位置によっても違いがありますが、ドライバーの視点からディスプレイを確認出来る取り付け位置を探すのはなかなか難しいので、この点に固執する必要はありません。
ドライブマン720S取付位置に対する保安基準
どら猫3を販売しているホリバアイテックHPにて、分かりやすい画像などで説明があります。ドライブマンでも保安基準は同じですので参考になるでしょう。
ポイント!
フロントガラスにドライブレコーダーを取り付ける位置は法律(道路運送車両法)によって制限されています。
道路運送車両法とは?
この法律は、道路運送車両に関し、所有権についての公証等を行い、並びに安全性の確保及び公害の防止その他の環境の保全並びに整備についての技術の向上を図り、併せて自動車の整備事業の健全な発達に資することにより、公共の福祉を増進することを目的とする。
※道路運送車両法の条文より引用
詳しくは…>>
前面ガラスへドライブレコーダーを取り付けられる条件とは?
ア 専ら乗用の用に供する乗車定員10人以下の自動車(以下5−47において「乗用自動車」という。)にあっては、(ア)、(イ)又は(ウ)に掲げる範囲にはり付けられたものであること。
※自動車検査独立行政法人の審査事務規定より引用
詳しくは…>>
法律的に取り付けて問題ない位置かどうかは、乗用車であれば概ね以下の条件になります。
ただし車種によっても取り付けられる範囲は違ってくるので、最終的な判断は専門家(運輸支局など)に確認するのがベストです!
条件1
前面ガラス(フロントガラス)上縁から前面ガラス実長の20%以内の範囲!
この場合のガラスの長さは、縦側の長さです。
なおウェザ・ストリップやモール等と重なる部分及びマスキングが施されている部分はガラスの長さに含めません。
仮にガラスの長さが100cmあれば、「100cm×0.2=20cm」となり前面ガラスの上側20cmの範囲内までドライブレコーダーを取り付けることが可能です。
おおよその目安として、サンバイザーを倒して隠れる範囲、ルームミラーの下側くらいまでが、前面ガラス実長の20%以内の範囲に収まります。
条件2
運転席側から見て、ルームミラーに隠れる範囲!
運転席に着座し、前方を視認する際にドライブレコーダーが見えない位置に取り付けられていれば問題ないです。
詳細な条文は、用語集にてご確認下さい。
2.本体とブラケットを結合
両面テープが付いているブラケットをドライブマン720(S)本体と結合します。
かなりきつめですが、お互いの溝を合わせスライドさせて固定します。
3.ドライブマン720Sの取り付け
ドライブレコーダー(ドライブマン720S)の取り付け面(ガラス面)を乾いた布などで清掃して、予め汚れや湿気、油分を除去します。
ポイント
電源を接続して起動できる状態であれば、ディスプレイを確認しながら作業することも可。
3Mの両面テープをはがし、あらかじめ確認しておいた場所に貼り付けます。
4.電源ケーブル取り回しルートの確認
どのようなルートで電源ケーブルを引き回すかを確認します。
※ドライブマン720S取り付け車種によっても変わってきます。
以下、レガシィの場合で説明です。
今回電源を取り出す予定のヒューズBOXからフロントガラス上部までの内装部品を取り外しました。
といってもAピラーのカバー部と電源ケーブルのアースを接続するために足元のカバーだけです。
5.電源の取り出し
DIYでも比較的簡単に電源を取り出すことが出来て、電源ケーブルを引き回す距離も短くて済むので、ヒューズボックスから電源を取り出すことにします。
ヒューズBOXから簡単に電源などを取り出すことが出来る部品を使用します。
▼ポイント!
ヒューズの形とヒューズの容量に注意!
車両と同じ形のヒューズを使用することと同じ容量のヒューズを準備します。
(自動車のフューズBOX内で使用されるヒューズは、主として平型/ミニ平型/低背の3タイプ)
画像右側のタイプであればヒューズ容量を気にする必要がありません。
(フリータイプヒューズ電源)
6.電源ケーブル引き回し
予め確認しておいたルートで、電源ケーブルを引き回します。
電源ケーブルをドライブマン本体に差す際に本体を立てたままだと入れにくいので、本体を前に倒して作業すると端子口が見えて楽に作業できます。
DC12VからDC5Vに変圧していると思われるこの↑BOX部分が本体に近い部分にあり、フロントガラス上縁にくるため電源ケーブルを綺麗に隠したい方には厄介です。
7.SDHCカードを挿入しないで起動
エンジンを始動させるなどで、ドライブマン720Sが起動したら十字キーを下側に倒して、日時と言語設定を行います。
8.SDHCカードを挿入
ドライブマン720SにSDHCカードを挿入します。
セキュリティモードからドライブモードに切り替わり録画が開始されます。
9.撮影確認
映像や音声等が、問題なく記録されているか確認しましょう!
ポイント!
定期的にこの作業を行うことをオススメします。
DIYでの取り付け
ドライブマン720SをDIYで取り付けるには、720S専用の電源ケーブル(付属)を使用して取り付ける必要があるので、カーオーディオやETCといったカー用品を取り付ける知識が必要になります。
なれている方なら15分〜30分もあれば取り付け出来るレベルの作業ですが、少しでも不安がある方は、プロに任せましょう!
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