ドライブレコーダーを取り付けるメリットとは…

自家用車へドライブレコーダーを取り付ける目的というか最大メリットは以下でしょう。

ただしドライブレコーダーの活用範囲は広いので、一般的にはということです。

交通事故処理の迅速化

交通事故が発生した際の映像が記録されていることにより、客観的に事故原因を判断できます。

例えば…(ケース1)

赤信号を無視して交差点に入ってきた車両との側面衝突事故で、加害車両のドライバーは、進行方向の信号は青だったと主張し、事故原因は「あなた」が信号無視したからだと主張!

事故発生時刻が深夜であったり、早朝であったり、人通りがほとんどない場所であったりした場合、相手方の主張とあなたの主張が真っ向から対立することになります。

こうなるとなかなか事故処理が進まないことに!

最悪、相手方の主張が認められるなんてことも。

こうなると裁判で争う事態へと発展せざるを得ません。

相手が嘘をついていることが明らかなのに…。

こんな時に事故発生前後の映像があれば、被害者である「あなた」がやきもきすることもないです。

また相手方が嘘を言っているのではなく、青信号で交差点に進入したと思い込んでいる場合でも事故発生前後の映像は役に立つと思います。

逆に「あなた」が勘違いしていることもあり得る訳です。

相手側が信号無視したから事故が起きたんだ!

そんな時でも事故発生前後の映像があれば、冷静に対処出来るはずです。

自分に非があると…。

交通事故に限ったことではありませんが、初期での対応を誤ってしまうと後々面倒なことになります。

死亡事故などの重大な交通事故でなければ、素直に非を認めてしまうことで相手方の怒りも長くは続かないでしょう。

そうすれば事故後の示談交渉もスムースに進み、結果として事故処理が短期間で済むでしょう。

例えば…(ケース2)

人身事故であれば、「あなた」の証言よりも目撃証言を重視されてしまい、事実とはことなる事故原因で事故処理が進むことも。

特に複数の目撃証言があれば尚更です。

信号の状況程度であれば、間違う可能性は低いですが、車の位置や車の軌跡、速度といった微妙な事項を明確に記憶している可能性は非常に低いです。

そもそも人によって判断基準や感覚は違いますし、記憶能力も個人差があります。

そんな時でも事故発生前後の映像があれば、目撃証言の矛盾を指摘することが可能です。

間違った判断で、損害賠償額が決定されたり、行政処分が下されるのは、納得できないはずです。

交通事故の原因として速度の出し過ぎが大きなウェイトを占めますが、交通事故は複雑な要因が絡み合って起きるのです。

やはり事故発生前後の映像を記録しておくことは、事故後において非常に重要な役割を果たすと思います。


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