防犯カメラとして活用できる?
ALINDRDL(G120)360度デュアルレンズドライブレコーダーは、常時録画できるタイプのドライブレコーダーなので、ドライブレコーダーを防犯カメラとして利用するための最低条件はクリアーしていますので、防犯カメラとして活用可能かどうかを検証してみます。
電源の問題
ALINDRDLには車両で利用するためのDC(12V/24V)シガーソケットアダプターしか付属していないので、家庭用のコンセント(AC/100V)で利用できるようにするための措置が必要不可欠になります。
そこで重宝するのが、AC/DCアダプターです。
ここではAC/DCアダプターの詳細は省略しますが、AC/DCアダプターを準備すれば電源の問題は解消します。
今回使用したAC/DCアダプター
株式会社オーム電機の型番AV-DSW5です。
ALINDRDL本体のAC端子に合わせて、オレンジ色の変換プラグを選択。
電源端子の極性
ALINDRDLの極性が分からなかったのですが、中心がプラス(TIPの刻印/変換プラグ⇔TIPの刻印/プラグソケット)でつなぎました。
USB端子
ALINDRDLは、USB端子も搭載しているのでUSB端子に電源供給することで、防犯カメラとして使用できるかもということで、USB電源タップを利用して試してみましたが、どうやらUSB端子から電源を供給することは無理なようです。
※USB端子に電源を繋いでも起動しなかったので上記判断に。
※一応本体の電源ボタンで電源を入れて試してみましたが、バッテリー残量が…という表示後に電源が切れました。
付属のシガーソケットアダプターを活用
別タイプのAC/DCアダプターを使用すれば、付属のシガーソケットアダプターを利用して電源を確保することもできます。
防犯カメラとして設置
ALINDRDL(G120)360度デュアルレンズドライブレコーダーの取り付け用ブラケットは吸盤タイプなので、自動車のフロントガラス等と同じく、吸盤で窓ガラスに吸いつけました。
録画設定
出来るだけ長時間!録画したいのでフレームレートを10FPSに設定。
この設定でのメモリー使用容量(1ファイル5分)
- 昼間:約120MB〜150MB
- 夜間:約40MB〜50MB
ALINDRDLで使用可能な最大容量のmicroSDHCメモリーカード32GB(32000MB)を使用した場合、適当ですが、5分間平均100MBだと仮定すると1時間で使用する容量は、×12で1200MB。これに24をかけて1日に換算すると28800MBになるので、丸1日分はなんとか録画できる計算になります。
しかし実際に記録できたのは、21時間40分でした。
問題発生!
赤外線LEDライトが、ガラスに映り込んでしまいます。
防犯カメラとして
致命的な点として夜間の録画です。
防水性能を有していないので屋外に設置することは不可能で、どうしても室内からガラス越しで屋外を撮影する形になり、なおかつ赤外線LEDライトを手動でON/OFF出来ないALINDRDLでは夜間の録画問題を解決する手立てがありません。
※赤外線ライト部を色々な素材で覆ってみましたが良い結果を得られませんでした。
※ガラスから離して設置することが出来れば夜間もOKになるかもしれません。
以上のことから防犯カメラとしてALINDRDL(G120)360度デュアルレンズドライブレコーダーを使用する場合、昼間限定なら使えるという結論になりました。
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