フロントウインドウへの取り付け方法

ここでは自家用車への標準的な取付方法を紹介します。

※取扱説明書の取り付け方法と一致しない部分もあります!

1.ドライブレコーダー取付位置の確認

ルームミラー裏側付近のフロントガラスに番兵ちゃん(BP-5000)を仮止め(マスキングテープ、ビニールテープなどにて)します。

※他の人に確認の間、番兵ちゃん(BP-5000)をフロントガラスにあててもらうなどでもOK!

そして以下項目を確認してみます。

  • カメラが真正面を向いているか?(カメラの上下方向はあとで調整可能)
  • ルームミラーを動かす際に番兵ちゃん(BP-5000)と緩衝しないか?
  • 着座位置からLEDランプが見えるか?
  • USBメモリーの抜き差しがスムーズに行えるか?
  • ワイパーの可動範囲内であるか?
  • カメラ前の視界が良好か?(フロントガラス上部の着色など)
  • 法律的に取り付けて問題ない位置か?

ポイント!

番兵ちゃん(BP-5000)本体の取り付けステー部は直線的になっているので、フロントガラス上縁と上手くあわせれば、カメラが上手く正面を向いてくれると思います。

※フロントガラス上縁が直線的になっている場合。

ただ取付車種によっては、ガラスの上縁に取り付けられない場合もあるので、位置決めは慎重に!

LEDランプに関しては、取付車種にも左右されますが、一体型ドライブレコーダーの場合どうしても見えないという可能性もあります。

番兵ちゃん(BP-5000)取付位置に対する保安基準

どら猫2を販売しているホリバアイテックHPにて、わかりやすい画像で説明されているます。番兵ちゃんでも同様になるので参考に。

ポイント!

フロントガラスにドライブレコーダーを取り付ける位置は法律(道路運送車両法)によって制限されています。

道路運送車両法とは?

この法律は、道路運送車両に関し、所有権についての公証等を行い、並びに安全性の確保及び公害の防止その他の環境の保全並びに整備についての技術の向上を図り、併せて自動車の整備事業の健全な発達に資することにより、公共の福祉を増進することを目的とする。
※道路運送車両法の条文より引用
詳しくは…>>

前面ガラスへドライブレコーダーを取り付けられる条件とは?

ア 専ら乗用の用に供する乗車定員10人以下の自動車(以下5−47において「乗用自動車」という。)にあっては、(ア)、(イ)又は(ウ)に掲げる範囲にはり付けられたものであること。
※自動車検査独立行政法人の審査事務規定より引用
詳しくは…>>

法律的に取り付けて問題ない位置かどうかは、乗用車であれば概ね以下の条件になります。

ただし車種によっても取り付けられる範囲は違ってくるので、心配な方は専門家(運輸支局など)に確認してみましょう!

条件1

前面ガラス(フロントガラス)上縁から前面ガラス実長の20%以内の範囲!

この場合のガラスの長さは、縦側の長さです。

なおウェザ・ストリップやモール等と重なる部分及びマスキングが施されている部分はガラスの長さに含めません。

仮にガラスの長さが100cmあれば、「100cm×0.2=20cm」となり前面ガラスの上側20cmの範囲内までドライブレコーダーを取り付けることが可能です。

おおよその目安として、サンバイザーを使用して隠れる範囲、ルームミラーの下側までであれば、前面ガラス実長の20%以内の範囲に収まります。

条件2

運転席側から見て、ルームミラーに隠れる範囲!

前方を視認する際にドライブレコーダーが見えない位置に取り付けられていれば問題ないといえるでしょう。

詳細な条文は、用語集にてご確認下さい。

2.ドライブレコーダー取付

ドライブレコーダーの取付面(ガラス面)を乾いた布などで清掃して汚れや湿気、油分を除去します。

※市販のクリーナー等で清掃すればベスト!

<参考情報>

エーモン:両面テープ前処理剤

楽天市場で探す!

※ガラスの汚れ具合にもよりますが、個人的にはアルコールタイプのウェットティッシュを利用する時もあります。拭いたあとはガラス面を良く乾燥させましょう。

次に番兵ちゃん(BP-5000)の取り付けステーに貼り付けられている両面テープを剥がして、事前に確認した位置(フロントガラス)に貼り付けます。

両面テープ

一度に全部を剥がさずに1/3〜1/2程度はがして仮止めすることもできます。

※落下する場合もあるので、ダッシュボードの上に厚めのタオルなどを準備。

仮止め状態

最終的な取り付け位置確認し、問題がなければテープを手前に引いて全てはがし、取付ステー部をフロントガラスに強く押し付けます。

ポイント!

気温が低い時は、両面テープをドライヤーなどで少し暖めると、両面テープ本来の粘着性能が得られます。

3.電源コードの取り回し

番兵ちゃん本体の電源ジャックに付属のDCコード(電源コード)のL型プラグを差し込んで、ガラス上縁にケーブルを沿わせながら、市販のコードクランパー(とめ具)などを利用して、電源ケーブルが運転の邪魔にならないように整理しながらシガーライターソケットにシガーライタープラグを差し込みます。

注意!

電源コードを整理するコードクランパー(とめ具)などは付属していません。

4.カメラ角度(本体角度)の調整

番兵ちゃん本体が、正面を向くように本体固定ネジを緩めて調整し、調整が完了したらしっかりとネジを締めて本体を固定しましょう。

ポイント!

本体がしっかりと固定されていないと強制記録ボタンを押した際に本体が上を向いてしまい肝心な箇所が映らなかったなんてことにも。

それと取扱説明書には、バス、トラック等の車高が高い車の場合、本体(カメラ)を少々下向きに取付ける必要がありますと記載されています。

このあたりは記録した映像を確認しながら調整してみましょう。

5.エンジン始動

エンジンを始動させるなどして、番兵ちゃん(BP-5000)の電源をオンにします。

LEDランプが緑色に点灯したら、番兵ちゃん(BP-5000)の取付け完了です。

あとは実際に映像を記録してくれるか確認しましょう!

※20秒間はドライブレコーダーとして機能しません。

番兵ちゃん(BP-5000)の衝撃感知センサー感度の変更

付属のソフトウェアより調整を行い、USBメモリーを通じて調整することができます。

輸入車への取り付け

輸入車の中には、エンジンを停止してもシガーライターに常時電源が供給されている車種もあるようです。

※キーを差したままだと電源供給、キーを抜いても電源供給など。

このような場合は、番兵ちゃん(BP-5000)の電源が切れないままの状態となりますので、放置しておくとバッテリー上がりの原因となります。

エンジンを停止したら電源コードを抜いておけば問題ないのですが、頻繁に抜き差しすることで接触部が摩耗してソケットが緩くなったり、接触不良になったりすることも考えられます。

それ以前に面倒です!

そこでシガーライターを利用して番兵ちゃん(BP-5000)を取り付ける場合は、ドグルスイッチ付きのソケット(カー用品)を別途準備して利用することでバッテリー上がりを防止できます。

スイッチ付き3連ソケット

ただスイッチを切り忘れないように注意する必要があります!

逆にスイッチを入れ忘れるとせっかっく取り付けたドライブレコーダーが意味をなさなくなってしまいますので、番兵ちゃん(BP-5000)の起動をLEDランプで必ず確認しましょう!

画像の商品

カーメイトから発売されている「後方差込3連ドグルスイッチソケット(CT782)」という商品です。

カー用品店などに行けば同タイプの商品が幾つかあると思うので、使いやすそうなソケットを利用してみてください。

各種スイッチ付きソケット紹介!

※リンク先は楽天市場。

セレナ(NC25)の取り付け位置

ルームミラーへの配線処理のため配線カバーがフロントガラス上部中央にあり、車両の中心に取り付けることは不可能です。

そこで助手席側に少しずらした位置に番兵ちゃん(BP-5000)を取り付けました。

セレナへの取り付け位置

少しでも高い視点から映像を記録するなら運転席側(画像ではパパラッチ側)へ取り付けた方が良いです。

理由は、ワイパーのふき取り範囲の関係からです。

ただこの辺は取付車種に左右される要素なので、今回番兵ちゃんを取り付けた車種の場合です。

番兵ちゃん(BP-5000)のトップへ

ホームへ】 【このページの一番上へ】 【Yahoo!ブックマークに登録