車両情報ユニットDROP-001とは
車両情報ユニットDROP-001は、GDA180Rオプションの車両情報ユニットです。
車両情報ユニットDROP-001を取り付けると車速、フットブレーキの情報(ブレーキのON・OFF)を記録することが可能になります。
※車速についてはGPSを受信していない状態でも記録。
また大きな事故などで、電源が切断(車両のバッテリーが破損したり、外れたりするなど)されると自動的に映像を記録するようになります。
車両情報ユニットDROP-001自体の大きさは、8cm(横)×5cm(縦)×1.5cm(厚み)くらいで、メインユニットよりもコンパクトです。
車両情報ユニットDROP-001取り付け
付属の10Pハーネスコネクター(以下)、8P接続ケーブルを接続します。
- 12V電源線(赤色線)
- 車速信号線(紫色線)
- ブレーキ線(黄色線)
- アクセサリー線(青色線)
- アース線(黒色線)
以上の5配線を取扱説明書に従い配線します。
実際の作業は、車種によって違ってくるので、ここでは概要を紹介します。
12V電源線(赤色線)
常に電圧が12Vある配線(車のバッテリーとつながっている配線)を探し、付属のエレクトロタップで接続します。
<参考>
- オーディオ配線
- ヒューズボックスから新規に配線を作成
※エーモンのヒューズ電源など
アクセサリー線(青色線)
イグニッションキー(鍵)が、ACCの位置の時に電圧が12Vある配線で、イグニッションキーがOFFの時に必ず電圧が0Vになる配線を探し、付属のエレクトロタップで接続します。
<参考>
- オーディオ配線
- ヒューズボックスから新規に配線を作成
※エーモンのヒューズ電源など
ブレーキ線(黄色線)
ブレーキペダルを踏んだ時に電圧が12Vになり、ブレーキを踏んでいない時は0Vになる配線を探し、付属のエレクトロタップで接続します。
<参考>
- ブレーキスイッチ
車速信号線(紫色線)
車両の車速信号を取り出せる配線を探し、付属のエレクトロタップで接続します。
<参考>
- エンジンコントロールユニット
- ATコントロールユニット
- オーディオ配線
- メーター配線
取扱説明書の別紙「車速のカプラー図と位置情報」に車種別に車速信号を取り出せる位置が紹介されています。
※該当車種がなかったり、マイナーチェンジなどで配線箇所やカプラーの形状が変更されていたりする可能性もあります。
アース線(黒色線)
車体の金属部(アースポイント)を探し、接続します。
8P接続ケーブル
DGA180Rのディスプレイ本体とDROP-001本体を接続します。
車両情報ユニットDROP-001取付のポイント
社外品のカーナビゲーションを取り付けられた経験があれば難しい作業ではありませんが、車速信号の取り出し作業などもあるので少しでも不安があればプロに任せてしまうのが懸命かもしれません。
個人的に取付で失敗した点は、赤線はアクセサリーだと勘違いして配線してしまったことにより、常にGDA180Rの電源が入りっ放しになってしまう状況となりました。
なぜ?…配線ミスに気がつくまで少々時間を要しました(汗)
よく取扱説明書を読むことも重要です!
あとは取り付けが完了したら車に不具合がないかよく確認しましょう。
ブレーキランプが点灯しているかなど。
車両情報ユニットDROP-001取付の感想
GPSを受信していない状態でも常に車速が記録されるので安心感があります。
GPSだけでもある程度は車速を記録してくれますが、建物内やトンネル以外でもGPSを受信しない状況は多々ありますから!
車両情報ユニットDROP-001なしのビューワー
車両情報ユニットDROP-001ありのビューワー
トンネル内でGPSを受信できなくなりましたが、「車速パルス速度」という項目が増え、車速を表示しています。
また精度的にもGPSより高いと思います。
それとブレーキの状態表示も増えています。
ブレーキを踏むとブレーキONの表示になります。
※紫がブレーキの状態(高い位置がブレーキON、低い位置がブレーキOFF)
※▼(黄色)が衝撃を検知した位置
このグラフは外部スイッチで記録したものなのですが、交通事故などの衝撃で自動的に記録された場合は、事故が起こった前後のブレーキ操作状況が分かります。
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