フロントウインドウへの取り付け方法
ここでは自家用車への標準的な取り付方法を紹介します。
1.GDR-918Vカメラ部の取付位置の確認
ルームミラー裏側付近のフロントガラスにGDR-918Vのカメラ部を仮止め(セロハンテープ、マスキングテープ、ビニールテープなどを利用)します。
そして以下項目を確認してみます。
- カメラが真正面を向いているか?(カメラの上下角度はあとで調整可能)
- カメラ前の視界が良好か?(フロントガラス上部の着色など)
- ルームミラーを動かす際にGDR-918Vのカメラ部が邪魔にならないか?
- ワイパーの可動範囲内であるか?
- 法律的に取り付けて問題ない位置か?
ポイント!
分離型のドライブレコーダーなので大きな制約はないと思います。
唯一ポイントを挙げるとすればカメラの取付向きに注意です!
上下方向の向きは後から調整可能なので、カメラ部の底辺が地面に対して水平になるようにです。
GDR-918V取付位置に対する保安基準
どら猫2を販売しているホリバアイテックHPが非常にわかりやすいのでチェックしてください。
ポイント!
フロントガラスにドライブレコーダーを取り付ける位置は法律(道路運送車両法)によって制限されています。
道路運送車両法とは?
この法律は、道路運送車両に関し、所有権についての公証等を行い、並びに安全性の確保及び公害の防止その他の環境の保全並びに整備についての技術の向上を図り、併せて自動車の整備事業の健全な発達に資することにより、公共の福祉を増進することを目的とする。
※道路運送車両法の条文より引用
詳しくは…>>
前面ガラスへドライブレコーダーを取り付けられる条件とは?
ア 専ら乗用の用に供する乗車定員10人以下の自動車(以下5−47において「乗用自動車」という。)にあっては、(ア)、(イ)又は(ウ)に掲げる範囲にはり付けられたものであること。
※自動車検査独立行政法人の審査事務規定より引用
詳しくは…>>
法律的に取り付けて問題ない位置かどうかは、乗用車であれば概ね以下の条件になります。
ただし車種によっても取り付けられる範囲は違ってくるので、不安な場合は専門家(運輸支局など)に確認するのが良いでしょう!
条件1
前面ガラス(フロントガラス)上縁から前面ガラス実長の20%以内の範囲!
この場合のガラスの長さは、縦側の長さです。
なおウェザ・ストリップやモール等と重なる部分及びマスキングが施されている部分はガラスの長さに含めません。
仮にガラスの長さが100cmあれば、「100cm×0.2=20cm」となり前面ガラスの上側20cmの範囲内までドライブレコーダーを取り付けられることになります。
おおよその目安として、サンバイザーを倒して隠れる範囲、ルームミラーの下側までが、前面ガラス実長の20%以内の範囲に収まります。
条件2
運転席側から見て、ルームミラーに隠れる範囲!
前方を視認する際にドライブレコーダーが見えない位置に取り付けられていれば問題ないと言えるでしょう。
詳細な条文は、用語集にてご確認下さい。
2.GDR-918V本体取付位置の確認
GDR-918V本体の取り付け位置としてダッシュボードが指定されています。
※取扱説明書より。
また本体の取付向きと取付角度も指定されています。
特に取付角度は地面と水平になるようにと!
これは取付車種にもよりますが、ダッシュボード上でこの条件を満たす場所がない可能性も考えられます。
さらに任意記録するためには任意記録するためのボタン(DRV/MEMOボタン)まで手が届く範囲内にとりつける必要があります。
この条件も加味するとさらに設置条件を満たす場所というのが限られてしまいそうです。
3.カメラ部取付
カメラ部を取り付けるフロントガラス面を乾いた布などで清掃して汚れや湿気、油分を除去します。
GDR-918Vにクリーナー等は付属していないので、市販のクリーナーなどを利用するとよいです。
次にGDR-918Vのカメラ部に接続ケーブルのコネクタを差し込み付属の両面テープを貼り付けて、事前に確認した位置(フロントガラス)に貼り付けます。
ポイント!
気温が低い時は、両面テープをドライヤーなどで少し暖めると、両面テープ本来の粘着性能が得られます。
4.カメラとの接続コード取り回し
GDR-918V本体の取付予定位置までカメラとの接続ケーブルをフロントガラスのふちなどを這わせながらとりまわします。
5.GDR-918V本体の設置とケーブル接続
GDR-918V本体にカメラからの接続ケーブルと電源コードを差し込んで予め決めておいた位置へ付属の両面テープを使用して取り付けます。
6.電源コード取り回し
電源ケーブルを上手く整理しながらシガーライターソケットにシガーライタープラグを差し込みます。
7.カメラ角度調整
エンジンをかけるなどして電源を供給できる状態にします。
次にGDR-918V本体にある「DRV/MEMO」ボタンを押しながら電源スイッチをオンにします。
※GDR-918V本体に電源をオンオフするスイッチが付いています。
この状態でGDR-918V本体にあるRADARと350/407ランプの状態を確認しながらカメラの角度を調整します。
※「DRV/MEMO」ボタンは離してOK!
※ランプの状態は取扱説明書をご確認ください。
調整が完了したらカメラ部の固定つまみを締め付けて、GDR-918V本体の電源を切ります。
8.SDカード初期化
本体の電源を入れてカメラ部のSDカードスロットに付属のSDカードを差し込みます。
この時にGDR-918V本体のGPS/AAC・CAPTランプが点滅して数秒後に点灯になればSDカードの初期化は完了です。
ほんの1秒〜2秒なのでGPS/AAC・CAPTランプが点滅したかはわからないと思います。
9.映像を記録
DRV/MEMOボタンを押して映像を記録します。
映像が記録されると「保存されました」と音声アナウンスが流れます。
10.最終確認
きちんと映像が記録されているか?記録された映像の向きが良好であるか?など確認して問題がなければGDR-918Vの取り付けは完了です。
ドライブレコーダーの衝撃感度の設定
GDR-918V本体で3段階で調整できます。
感度設定項目
設定感度 | 音声 |
高感度 | ハイに設定しました。 |
中感度 | ミドルに設定しました。 |
低感度 | ローに設定しました。 |
輸入車への取り付け
輸入車の中には、エンジンを停止してもシガーライターに常時電源が供給されている車種もあるようです。
※キーを差したままだと電源供給、キーを抜いても電源供給など。
このような場合は、GDR-918Vの電源が切れないままの状態となりますので、放置しておくとバッテリー上がりの原因となります。
※GDR-918V本体の電源スイッチON/OFFにかかわらずGPSの機能は除いてドライブレコーダーとして動作します。
エンジンを停止したら電源コードを抜いておけば問題ないのですが、頻繁に抜き差しすることで接触部が摩耗してソケットが緩くなったり、接触不良になたっりすることも考えられます。
それ以前に面倒です!
そこでシガーライターを利用してGDR-918Vを取り付ける場合は、ドグルスイッチ付きのソケット(カー用品)を別途準備してバッテリー上がりを防止します。
ただスイッチを切り忘れないように注意する必要があります!
スイッチを入れ忘れるとせっかっく取り付けたドライブレコーダーが無意味になってしまうので!!
画像の商品
カーメイトから発売されている「後方差込3連ドグルスイッチソケット(CT782)」という商品です。
カー用品店などに行けば同タイプの商品が幾つかあると思うので、使いやすそうなソケットを利用してみてください。
※リンク先は楽天市場。
GDR-918Vカメラ取り付け位置
カメラの取り付け位置としてはも車両の中心、フロントガラス上部です。
ルームミラー裏に綺麗に収まっているので、保安基準的にもまったく問題ない位置です。
※取付車両:オデッセイ(RA1)、RA1〜RA5までは同様になると思います。
GDR-918V本体の取り付け位置としては、手が届く範囲と本体を地面と平行にするという条件のもと
こんな感じで取り付けてみました。
この車両の場合、ダッシュボードがフロントガラスに向かって斜面になってします。
レーダー探知機の機能上でもGDA180Rのようにリモコン操作ができるわけではないので、いずれにしても手が届く範囲内に設置する必要がありそうです。
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