ドライブレコーダー活用事例…
ここでは自分自身の運転をチェックするというより、大切な家族の運転を確認するためにドライブレコーダーを活用できないか考えてみたいと思います。
認知症
ニュースなどで見聞きする高速道路などを逆走するドライバー全てが認知症を患っていたかどうかはわかりませんが、その病気が要因にある割合は高いのではと思っています。
もし自分の家族が逆走のような状況で事故を起こしてしまったらと想像すると…。
普通にという言い方も微妙なところですが、普通に事故を起こしても被害者、被害者のご家族、加害者、加害者の家族は非常につらい思いをするのに、認知症という要因が加わった事故であれば何故運転を許してしまったのかと自分を責めるかもしれません!
さらに事故を起こした本人も何故事故を起こしてしまったのか?それ以前に事故なんて起こしていないのに何故責任を負わなければならないのか?と苦しむかもしれません!
であるなら自分の家族が認知症と診断されたり、認知症の疑いがあるなら車の運転はやめて欲しいと願うはずです。
しかし車の運転は危険だから止めたほうが良いといっても素直に受け入れてくれる可能性は低いと思います。
そこでドライブレコーダーを取り付けてみてはと考えました。
あくまで提案であり、実際にどうなるかは未知なのですが、危険な運転など(信号無視、センタラインを越えて運転、縁石などへの乗りあげ、急ブレーキ、スピードの出し過ぎ、怒りっぽいetc...)をしていないか確認することは可能です。
もちろんドライブレコーダーの取付から幾つもハードルはあると思います。
共有している車なら簡単に進みそうですが、まずは自分の車に取り付けてドライブレコーダーって役に立つんだという意識を持ってもらえるようにしたり、ドライブレコーダーの話題を増やしたり、ドライブレコーダーの記事を読んでもらったり…。
個人的には事故を起こしたら大変だからと説明するよりも、万が一事故に巻き込まれた時のことを話すとよいのかなと思います。
相手が信号無視して起きた事故なのに、目撃者もいなくて責任を押し付けられそうになっても映像があれば安心みたいな。
高知で起きた白バイの事故などの話題からドライブレコーダーが付いていれば等、より具体的に話をすると興味をもってもらえる可能性は高いかもしれないです。
※具体的にこの事故を知りたい時は、「高知 白バイ 事故」で検索。
あとは誕生日や還暦、古希、喜寿、傘寿、米寿などの長寿祝い等にプレゼントするのもいいかなと思います。
この時も事故が心配だから等とは言わずに今注目されているカー用品や自動車メーカーのオプションにも採用されている等と添えるのが個人的には良いかなと思いますが、ご本人の性格などを考慮して!
次に映像の確認も簡単には行かないかもしれないですね!!
パソコンが苦手な方なら、ちゃんと撮れているか確認してあげる等といってSDカード等をすりかえる機会を得ることも可能かと思うのですが、PCで映像を確認できる方だとこの手は難しいかも。
一番良いのは一緒に映像を見ることです。
そうすれば次の問題もクリアーできそうだからです。
その問題とは危険な映像等を見つけたとして、どう伝えるかです。
そして、車を運転しないという方向へどのように持って行くかです。
この辺は、認知症の進行状況によっても左右されると思います。
できれば認知症初期のうちに対処してあげるのがベストだと思いますが、この時期を見つけるのは凄く難しいのかもと思っています。
最終的には根気よく説得するしかないと思いますが、ドライブレコーダーが運転を止めるキッカケになればと思います。
この記事を書いた背景
私の祖父が認知症です。
しかし幸い自動車の運転免許を取得したことはありません。
ですので、ドライブレコーダーを活用して、運転を止めてもらえた経験談ではありません。
ただ祖父が車を運転していたらと置き換えて考えてみました。
高齢者
歳を重ねれば誰しも運動能力や判断力などが低下します。
どの年齢かは人それぞれだと思いますが、自動車の運転をいつまで続けるのか?一度は考えることだと思います。
しかし自己判断するのは凄く勇気がいることだと思います。特に車が無いと生活が困難になる状況下などでは!
そこでドライブレコーダーを活用してみてはどうだろうかと思います。
ドライブレコーダーを装着してもらい、その映像を元に色々と話をしていれば、ちょっとした変化にも気がつくかもしれないです。
ただ本人の性格などにもよると思いますが、車の運転をアレコレ言われるのは気持ちのよいものではないと思う方も少なくないと思うので、運転の仕方については極力触れずに行った先のことや通ったお店のことなどの話題を中心に!
車の運転に限りませんが、いい方次第ではあると思いますが…。
まずはドライブ風景を楽しむのに使うといいかもしれません。
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