フロントウインドウへの取り付け方法
ここでは自家用車への標準的な取付方法を紹介します。
※参考取り付け車両:スバル レガシィ
1.ドライブレコーダー取付位置の確認
ルームミラー裏側付近のフロントガラス上部にLVR-SD100BKを仮止めします。
※他の人に確認の間、LVR-SD100BKをフロントガラスに当ててもらってもOK!
そして以下項目を確認してみます。
- カメラが真正面を向いているか?(カメラ角度上下方向は後で調整可能)
- ルームミラーを動かす際にLVR-SD100BKと緩衝しないか?
- 着座位置から作動状況が確認できるか?
- SDカードの抜き差しがスムーズに行えるか?
- フラグボタンをスムーズに押せるか?
- 液晶画面が見えるか?
- 各ボタンの操作が出来るか?
- 電源コードのL型プラグを差し込む余裕があるか?
- ワイパーの可動範囲内であるか?
- カメラ前の視界が良好か?(フロントガラス上部の着色など)
- ETCやカーナビゲーションなどの電波を受信する機器が近くにないか?
- 法律的に取り付けて問題ない位置か?
ポイント!
ドライバーから液晶ディスプレイを確認できるとベストだが、なかなかこの条件をクリアーするのは難しい。
LVR-SD100BK取付位置に対する保安基準
ホリバアイテックHP(どら猫2の販売HP)に、わかりやすい画像で解説されていますので、確認してみましょう。LVR-SD100BKでも同じになるので。
ポイント!
フロントガラスにドライブレコーダーを取り付ける位置は法律(道路運送車両法)によって制限されています。
道路運送車両法とは?
この法律は、道路運送車両に関し、所有権についての公証等を行い、並びに安全性の確保及び公害の防止その他の環境の保全並びに整備についての技術の向上を図り、併せて自動車の整備事業の健全な発達に資することにより、公共の福祉を増進することを目的とする。
※道路運送車両法の条文より引用
詳しくは…>>
前面ガラスへドライブレコーダーを取り付けられる条件とは?
ア 専ら乗用の用に供する乗車定員10人以下の自動車(以下5−47において「乗用自動車」という。)にあっては、(ア)、(イ)又は(ウ)に掲げる範囲にはり付けられたものであること。
※自動車検査独立行政法人の審査事務規定より引用
詳しくは…>>
法律的に取り付けて問題ない位置かどうかは、乗用車であれば概ね以下の条件になります。
ただし車種によっても取り付けられる範囲は違ってくるので、最終的な判断は専門家(運輸支局など)に確認するのがベストです!
条件1
前面ガラス(フロントガラス)上縁から前面ガラス実長の20%以内の範囲!
この場合のガラスの長さは、縦側の長さです。
なおウェザ・ストリップやモール等と重なる部分及びマスキングが施されている部分はガラスの長さに含めません。
仮にガラスの長さが85cmあれば、「85cm×0.2=17cm」となり前面ガラスの上側17cmの範囲内までドライブレコーダーを取り付けることが可能です。
おおよその目安として、サンバイザーを倒して隠れる範囲、ルームミラーの下側までが、前面ガラス実長の20%以内の範囲に収まります。
条件2
運転席側から見て、ルームミラーに隠れる範囲!
前方を視認する際にドライブレコーダーが見えない位置に取り付けられていれば問題ないといえるでしょう。
詳細な条文は、用語集にてご確認下さい。
2.LVR-SD100BKの取り付け
ドライブレコーダー(LVR-SD100BK)の取付面(ガラス面)を乾いた布などで清掃して、あらかじめ汚れや湿気、油分を除去しましょう。
次にLVR-SD100BKの取り付けブラケットに付いている両面テープを剥がして、予め確認しておいた位置(フロントガラス)に貼り付けます。
その際、必要に応じてブラケットの角度(カメラの上下位置)を予め決めて、上下角度固定ネジを固定してしまっても良いです。
なぜなら後からだと上下角度固定ネジをしっかり締めることが困難な場合もあるからです。
ポイント1
液晶ディスプレイが付いているので、電源コードをつなぎ、映像を見ながら最終的な取り付け位置を決めるのも良いでしょう!
ただルームミラー裏に液晶が隠れてしまう可能性も高いので、確認できるかどうかは取り付け車種にもよります。
ポイント2
気温が低い時は、両面テープをドライヤーなどで少し暖めると、両面テープ本来の粘着性能が得られます。
3.電源コードの取り回し
LVR-SD100BK本体にシガープラグケーブル(電源コード)のL形プラグを差し込み、フロントガラス上縁にコードを沿わせるように付属のケーブルクリップ等を使って、シガーライターソケットまで配線します。
そして電源プラグをシガーライターソケットにしっかり差し込みます。
※シガープラグケーブル(電源コード)が運転の邪魔にならないように注意!
4.カメラ角度の調整
カメラが正面を向くように調整します。LVR-SD100BKの場合、上下左右方向の調整が可能です!
角度が決まったら左右角度調整ネジをしっかり締めましょう。
5.SDカードを挿入
同梱のSDカードや市販のSDHCカード(最大32GB)をLVR-SD100BK本体に挿入します。
※すでに電源を入れている場合は、省略。
6.エンジン始動
エンジンを始動させるなどで、LVR-SD100BKの電源をオンにします。
電源が入るとSTATUSランプとフラグランプが点灯し、オープニング画面が表示されます。
続いて録画準備中の画面が表示され、「ピッ、ピッ」という音がして録画が開始されればOK.
7.各種システム設定
とりあえず日時設定だけはこの時点で設定しましょう!
その他「衝撃感度」「画像サイズ」「フレーム数」「音声録音」「データ保護機能」「ビープ音」「バックライト点灯時間」は必要に応じて変更すればよいでしょう。
◆参考:出荷時の設定
- 衝撃感度:0.8G
- フレームレート:15コマ
- 画像サイズ:VGA(640×480ピクセル)
- 音声録音:する
- データ保護:しない
8.撮影確認
搭載液晶ディスプレイとRecordViewer(専用ビューアー)で、映像や音声等が問題なく記録されているか確認しましょう!
ポイント1
定期的にこの作業を行うことをオススメします。
ポイント2
映像がぼやけていたなら!レンズに付いている保護フィルムを剥がし忘れていないか確認です。
レガシィ(BH系)への取り付け位置
ルームミラーに隠れてしまい運転席側から液晶モニターはまったく見えないです。助手席側から見た場合でも斜めから覗き込むような感じになるので、液晶に映し出されている映像は正直なところハッキリは確認でず、なんとか設定等の変更は可能な状態です。ルームミラーを動かせば少しだけ見やすくはなりますが…。
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