フロントウインドウへの取り付け方法
ここでは自家用車への標準的な取付方法を紹介します。
1.ドライブレコーダー取付位置の確認
ルームミラー裏側付近のフロントガラスにPaparazzi(パパラッチ)を仮止め(マスキングテープ、ビニールテープなどにて)します。
※粘着力が強力すぎると表面の塗装がはがれてしまう場合もあるので注意!
※他の人に確認の間、Paparazzi(パパラッチ)をフロントガラスにあててもらうなどでもOK!
そして以下項目を確認してみます。
- カメラが真正面を向いているか?(カメラ角度はあとで調整可能)
- ルームミラーを動かす際にPaparazzi(パパラッチ)が緩衝するなどしないか?
- SDカードの抜き差しがスムーズに行えるか?
- 電源ケーブルのコネクタを差し込む余裕があるか?
- ワイパーの可動範囲内であるか?
- 法律的に取り付けて問題ない位置か?
ポイント!
電源ケーブルコネクタ分のスペースを確保しておきましょう。予めコネクタを差した状態で、取付け位置を確認しておくのも良いかと思います。
またPaparazzi(パパラッチ)本体上部は直線的になっているので、フロントガラス上縁と上手くあわせれば、カメラが上手く正面を向いてくれると思います。
※フロントガラス上縁が直線的になっている場合。
Paparazzi(パパラッチ)取付位置に対する保安基準
ここ↓
どら猫2を販売しているホリバアイテックHPの解説が丁寧で分かりやすいですよ!Paparazziでも基準は変わらないです。
ポイント!
フロントガラスにドライブレコーダーを取り付ける位置は法律(道路運送車両法)によって制限されています。
道路運送車両法とは?
この法律は、道路運送車両に関し、所有権についての公証等を行い、並びに安全性の確保及び公害の防止その他の環境の保全並びに整備についての技術の向上を図り、併せて自動車の整備事業の健全な発達に資することにより、公共の福祉を増進することを目的とする。
※道路運送車両法の条文より引用
詳しくは…>>
前面ガラスへドライブレコーダーを取り付けられる条件とは?
ア 専ら乗用の用に供する乗車定員10人以下の自動車(以下5−47において「乗用自動車」という。)にあっては、(ア)、(イ)又は(ウ)に掲げる範囲にはり付けられたものであること。
※自動車検査独立行政法人の審査事務規定より引用
詳しくは…>>
法律的に取り付けて問題ない位置かどうかは、乗用車であれば概ね以下の条件になります。
ただし車種によっても取り付けられる範囲は違ってくるので、最終的な判断は専門家(運輸支局など)に確認するのがベストです!
条件1
前面ガラス(フロントガラス)上縁から前面ガラス実長の20%以内の範囲!
この場合のガラスの長さは、縦側の長さです。
なおウェザ・ストリップやモール等と重なる部分及びマスキングが施されている部分はガラスの長さに含めません。
仮にガラスの長さが80cmあれば、「80cm×0.2=16cm」となり前面ガラスの上側16cmの範囲内までドライブレコーダーを取り付けられることになります。
おおよその目安として、サンバイザーを倒して隠れる範囲、ルームミラーの下側までが、前面ガラス実長の20%以内の範囲に収まります。
条件2
運転席側から見て、ルームミラーに隠れる範囲!
前方を視認する際にドライブレコーダーが見えない位置に取り付けられていれば問題ないといえるでしょう。
詳細な条文は、用語集にてご確認下さい。
2.ドライブレコーダー取付
ドライブレコーダーの取付面を乾いた布などで清掃して汚れや湿気、油分を除去します。
次にPaparazzi(パパラッチ)に貼り付けられている両面テープを剥がして、事前に確認した位置(フロントガラス)に貼り付けます。
ポイント!
気温が低い時は、両面テープをドライヤーなどで少し暖めると、両面テープ本来の粘着性能が得られます。
3.電源コードの取り回し
パパラッチ本体に電源ケーブルのコネクタを差し込んで、ガラス上面に電源ケーブルを沿わせながら、付属のとめ具などを活用して、余っている電源ケーブルを運転の邪魔にならないように整理しながらシガーライターソケットにシガーライタープラグを差し込みます。
4.カメラ角度の調整
ダイアルの出っ張り部(白矢印)が地面に対して水平になるように調整し、ダイアルの反対側にあるネジを付属の六角レンチで締めて固定します。
5.SDカードを挿入
同梱のSDカードや市販されているSDカード(12MB〜2GB)をカードスロットに挿入します。
6.エンジン始動
エンジンを始動させるなどしてパパラッチの電源をオンにします。
LEDランプが緑色に点灯していればパパラッチの取付け完了です。
あとは実際に映像を記録してくれるか確認!
ドライブレコーダーのGセンサーを調整
現在のところ調整機能がありません。
2007年8月にG値調整ツールをリリースする予定だそうです。
輸入車への取り付け
輸入車の中には、エンジンを停止してもシガーライターに常時電源が供給されている車種もあるようです。
※キーを差したままだと電源供給、キーを抜いても電源供給など。
このような場合は、Paparazzi(パパラッチ)の電源が切れないままの状態となりますので、放置しておくとバッテリー上がりの原因となります。
エンジンを停止したら電源コードを抜いておけば問題ないのですが、頻繁に抜き差しすることで接触部が摩耗してソケットが緩くなったり、接触不良になたっりすることも考えられます。
それ以前に面倒!
そこでシガーライターを利用してPaparazzi(パパラッチ)を取り付ける場合は、ドグルスイッチ付きのソケット(カー用品)を別途準備して利用することでバッテリー上がりを防止できます。
ただスイッチを切り忘れないように注意する必要があります!
スイッチを入れ忘れるとせっかっく取り付けたドライブレコーダーが無意味になってしまうかもしれませんので、Paparazzi(パパラッチ)の起動をLEDランプで確認しましょう!
画像の商品
カーメイトから発売されている「後方差込3連ドグルスイッチソケット(CT782)」という商品です。
カー用品店などに行けば同タイプの商品が幾つかあると思うので、使いやすそうなソケットを利用してみてください。
※リンク先は楽天市場。
ロードスターに取り付け
出来れば中央の位置にドライブレコーダーを取り付けるのが理想的だと思うのですが、検査標章(車検ステッカー)が中央に貼ってあるのでPaparazzi(パパラッチ)をガラス上部中央に取付ることが出来ませんでした。
そこで検査標章の下側に取り付けようかとも思いましたが、パパラッチ本体がルームミラーよりも下側に出てしまうため断念。
やや助手席側に取り付けることとなりました。
※他のドライブイレコーダーと比較する為、強力マジックテープにて取付をしています。
2007.10.25追記
この状態でユーザー車検を受けてきましたが、検査官からドライブレコーダーについて指摘されることはなく、車検時に問題はありませんでした。
検査標章とは?
上記の画像でいえば、「8」と書かれている青色系のステッカーのことです。
詳しくは…>>
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