DRS1100の購入
韓国の会社のドライブレコーダーという事と、発売開始当初は販売しているお店が限られていた(メールで注文)という観点などから購入を見送っていましたが、楽天市場やYahoo!ショッピングでも数社取扱があったので購入してみました。
ご注意!
流通経路(取扱代理店など)により商品(バージョンなど)に違いがある場合もあるようです。
DRS1100の第一印象
パパラッチと同じ縦長の形状です。
パパラッチPZ-72と比較してみると、全長はDRS1100の方が少し長く、全幅は少しDRS1100のほうがスリムな印象です。
それと国産メーカーのドライブレコーダーは両面テープでの取り付けが主流なのに対して、DRS1100は吸盤で取り付けるタイプです。
ただ吸盤に薄いビニールテープが付いていて、吸盤の周辺がベトベトしているのは何故?
取扱説明書を読んでもイマイチ理由が不明!
それと吸盤の一部が白く濁っている!取り付けに支障がなければ大きな問題ではないと思うが…。
<2008年12月1日追記>
特に取り付けに支障はないようです。ただ本来は白く濁っていることはないと推測します。今手元にある吸盤に同じ症状がないからです。
→ ←の間の部分がベトベト!意図的に粘着性を持たせているのだろうか?
取説を読んでいて気になった!!
使用上の注意事項の中に
フロントガラスにDRS1100を取り付けた状態では車検が受けられません。車検時には取り外してください。
と記載されています。
取り付けてみないと何とも言えないですが…。
取り付けてみました(T-T)
とりあえずセレナに取り付けてみましたが、保安基準に適合しないと思われます。
※個人的な見解です。
車検に合格しないことはモチロン、この状態では公道を走ることはできません!
保安基準に適合しない理由として、付属している吸盤付スタンドSタイプの形状からルームミラー裏側にDRS1100本体を収めることができないからです。
またルームミラー裏を回避してフロントガラス上部に取り付けたとしても運転席から見てDRS1100本体が隠れないのです。
さらにフロントガラス上部の20%以内に納めることすらも明らかに無理です(未計測)
おそらく多くの車種で同様の状況になると推測!
<対応策>
オプション部品として「吸盤付きスタンドLタイプ」「両面テープ式小型スタンド」が発売されているので、取付スタンドを変更してみるしかないでしょう。
とりあえず「両面テープ式小型スタンド」を発注してみました。
商品が届くのが週明けになるようなので、続きは来週以降に!
という状況なので、とりあえず車両後方に取り付けてみました。
<2008年12月1日追記>
両面テープ式小型スタンドを使用してセレナ(NC25)に取り付け場合、保安基準に適合すると思われ、車検時に取り外す必要はないと思います。
ただこの辺りは取付車種にも左右される要素だと思います。
DRS1100の初期設定
DRS1100を車両に取り付ける前に行う初期設定はありません。
※SDカードをDRS1100本体に挿入して、電源を入れた後でないとビューワーソフトのインストールもできないため(初期状態ではSDカードの中身は空)
DRS1100の取付
DRS1100をフロントガラスに吸盤で貼り付けるだけですので、標準的な取付作業であれば特に難しい点は無いと思ったのですが…。
取り付けの詳細は、DRS1100を取付(両面テープ付き小型スタンド編)をご覧下さい。
DRS1100の走行インプレッション
セレナ(NC25)CVT
初期の設定では僅かなショックでイベント(強制録画)が発生していまいました。
そこでX(前後)、Y(左右)の衝撃感知センサーの値を「0.4」→「0.6」に変更しました。
↓
どのくらいの値がベストなのかは車種や運転スタイルなどによっても違いますが、少しくらいの段差通過では反応しなくなったので今のところ「0.6」でセレナにはあっているように思います。
DRS1100で記録した映像を見る
1.DRS1100を一旦起動させた後、SDカードを取り外してパソコンに認識させます。
2.SDメモリーカード内の「X-driven_Installer.exe」を実行して「X-driven」ビューワーソフトをインストールします。
※↑はじめての場合の作業。
3.「X-driven」を起動します。
4.ダウンロードボタンをクリックしてSDカード内のデータを読み込みます。
5.確認したいデータを選択して、記録データを開くボタンをクリックすると再生が始まります。
確認OS
- Microsoft Windows Vista Home Basic
- Microsoft Windows XP Home Edition
DRS1100を利用してみての感想
録画スピード、録画画質、解像度の組み合わせが多数あるので、すべての組み合わせで検証は出来ていません。
また録画領域の設定はマルチイベントでシングルイベントでの検証は行っていません。
※マルチイベント=常時録画に加えて、手動録画、衝撃感知録画が行われるモード。
解像度 | 録画画質 | 録画スピード | |
パターン1 | VGA | 最高 | 30フレーム/秒 |
パターン2 | VGA | 標準 | 10フレーム/秒 |
パターン3 | MEGA | 標準 | 5フレーム/秒 |
データとして蓄積したのは上記のパターン。
良いと思った点
常時録画に加えて、手動での録画、衝撃を感知しての録画ができる点は非常に良いと思います。
また常時録画と手動録画、衝撃感知録画の領域を分けることによって重要なデータが上書きされる可能性が非常に低くなっています。
各種設定などによってもデータが上書きされる可能性は変わってくると思いますが、1GBのSDメモリーカードを利用するとして、6:4の録画領域設定をすれば400MB分が手動録画、撃感知録画に割り当てられますので、1件の録画データ容量が10MBと仮定するなら40件程度記録できることになります。さらに2GBのSDカードを使えば倍の80件。
ただ容量が一杯になれば古いデータから上書きされてしまうので、100%上書きされない保証はありません。
それとGPSの受信状況に依存してしまいますが、車速も記録できるのは○です。
気になった点
良いことなのかもしれませんが、「解像度」「録画画質」「録画スピード」「Gセンサー感度」など設定できる項目が多いので、どの設定で使えば良いのか迷ってしまう方もいるのではと思います。
さらに設定項目や設定値の組み合わせによっては制限があり!
例えば解像度「MEGA」を選ぶと録画画質は「標準」以下、録画スピードは「5フレーム/秒」以下、プリイベント時間(事故前の記録時間)は5秒以下とかなり制限されてしまいます。
なぜ上記の例をあげたかといいますと一番使いたい解像度の設定が「MEGA」だからです!
しかし制限が多く、前方の記録には不向きかなという印象です。
ただ後方の記録用としては、今のところ一番よい機種だと思います。
車両後方への取り付け
付属の電源ケーブル長が約5mあるので、取付可能です。
※取付車種によっては市販の延長コードなどが必要になる場合も。
マルチタイプ(常時録画+任意記録+衝撃検知記録)のドライブレコーダーなので、後方の映像記録用としても相性が良いと思います。
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